いかに幸せに生きるか

心身のバランスとりながら絵描きを目指す30代薬剤師

日常に美しさを見出す

2015年のフィリピン、ミスユニバースのスピーチの中の言葉を


またふと思い出した。


自分達の生活はとても貧しくて辛く悲しかったけれども、
毎日子供たちの笑顔の中に美しさを見出し感謝をするようにしていた。


と。


その動画を見た時は、
美しさ?そりゃそれだけの美貌を持ってて、ミスユニバース目指してたから
日常生活に美しさを見つけるとか美意識がよっぽど高いんだろな~
程度に思ってた。



でも最近になってデイサービスにアルバイトに行った時、


そこに来られてる年配の女性がたまたま話の途中で
顔の緊張が解けたようにニコッと笑った。
少し離れた場所からマスクを着けられた状態で見ても
笑顔であることがよく伝わってきた。


少し笑っただけなのにその女性の周りの空気が変わったように見えた。
何よりその笑顔を見た時、「あ、綺麗だ。」と思った。
その方が普通にしていて特別美人だなとかそういうことは感じなかった。
けど笑った瞬間、美しかった。


その経験からどんなに自分の顔がブスでも嫌いでも笑ってたほうが良いんだと
実感した。どんなに気に入らない顔であっても一瞬だけなら綺麗に近づくことが
出来るんだと。


初対面の人の顔を見ても
あ、この人綺麗だとかそうでないとか無意識にジャッジすることがあるけど
美しさは自分も人も皆必ずどこかに持っていて、貶したり卑下してばかりの時は
それに気付かず見つけられてないだけなんだと。



結論、美意識が低い自分でも素直に自分の五感に目を向けていくことで
日常生活に美しさを見つけていくことはできる。



フィリピンミスユニバースの美しさを日常生活に感じて、そして感謝するとは


自分も人も幸せにする最高の方法。


自分もやろう('Д')