ネガとポジの仁義なき戦い1
ようやく新しい職場の環境ややり方に慣れてきて上手くいき始めた
と思った矢先に病んできた
自分の中のポジとネガが闘っている。
ネガ:私はいったいいつまでこの職種を続けるんやろか。
私はもっと他にやりたいことがある。
もっと自由に考えて自由に動ける仕事がしたい。
ポジ:でも一足飛びになりたい自分にはなれないし、段階を踏んでいくことが必要だ。
あなたのやりたいことは海外へも行き来できる、あなたのペースでできる自由な仕事。
それなら一歩一歩、選ぶ仕事を海外に近付ける努力をすればいいんじゃないか。
今やっている仕事を数年続けたら次は治験薬を取り扱う企業に行けば良いじゃないか。
そこからまた次の道が拓けるかもしれない。
ネガ:あぁ...私は今の仕事の次もまた薬の仕事をするのか。
一体いつまでこんな生活が続くんだろうか。先が見えない。しんどい。もう疲れた。
ポジ:フィリピンのミスユニバースカトリオナグレイさんを見なさい。
彼女はスラム街出身で毎日貧しく悲しい生活を送っているが、その中にも常に美しさを
見出し、更にそのことに感謝するように自分に言い聞かせていた。
ネガ:...そうか。あんな美しい容姿の女性からは想像もつかない生い立ちだ。
自分は前よりも改善してきていると思っていたけど、
まだまだ甘かったな。
ポジ:じゃ今の仕事のままでどう発想の転換をしていこうか。
今あなたは表面上は今の仕事と付き合っているが、内心は受け入れてない。
隙あらばお別れしたいと思っている。
つまり仕事と向きあうのが嫌で食べることに逃げているんだよ
ネガ:ぐはッッ!
(再起不能)
続く