いかに幸せに生きるか

心身のバランスとりながら絵描きを目指す30代薬剤師

薬剤師として日々思うこと②

薬を飲んでいれば先生の言うことさえ信じていれば
食事は特に気を付けなくても大丈夫、
と考えておられる年配の方が意外とおられるが



基本、薬は化学物質で
いくつかある作用のうち人に都合の良いものを薬理作用、
その他を副作用としただけで、大概のものに副作用はある。
服用を続けるほど、体内への蓄積量は増え、それだけ発現する頻度や確率は上がる



薬は悪い部分を治癒させてくれる魔法のツールのように一見見えて
実は適したもので適した量、適した期間でないとリスクに豹変する
諸刃の刃



病院は基本、診察と薬の処方がセットになっている。


そこで処方された薬を言われるがままに漫然と飲むのではなく、
その時々の自分の体調から
本当にどれが必要でどれがそうじゃないのかを意識して
よく先生と相談をして服用をして欲しい。
患者さんが自分の考えや体調を主張しなければ、先生にも汲み取ってもらえないから。
自分のハンドルはしっかり自分で握ろう
でないときちんと行きたい目的地に辿り着けない。


食べる物と飲むもの、そして加齢とともに日々体は変わっていく。


気になったことに対して納得がいく回答をくれたり、話をよく聞いてくれる
先生や薬剤師のいる病院や薬局を見つけてほしい。




10年間抗うつ剤を乱用して酷い副作用に悩まされた経験があるからからこそ
薬を飲むことに心の安寧を感じている人には知っておいて欲しい(´Д⊂ヽ